な～んて。カッコつけて書いて見ましたが・・・
『 長ホゾ込み栓 』のことです。 でも、込み栓って？という方の為に、少々説明させて頂きます。
昔ながらの工法で、柱や桁、土台などに長いホゾを差込み側面から穴を空け、「樽栓（丸型堅材）込み栓」を臍に打ち込みます。単に、穴を空け込み栓を打ち込むのではなく、凸側と凹側の穴の位置を少しずらす事によって、密着度が増して材を引き締め、抜け防止（耐震）になります。
また、ボルト等の金物を使用しないので、そこから来る結露による腐敗も防げます。
手間と技術を要するので、今ではこの工法を用いる大工さんが少なくなって来ていますが、だからこそ！上原建築のこだわりと思っています。